「青梅上成木ふれあいの森」活動報告書

 

平成27年4月19日

田 代 会 長 殿           

 運営委員・会員各位                   

 

 活動責任者 前田清治

(活動報告)   前田清治

活動日

平成 2718日(土)晴れ               

                          

田代

星野

永山

吉井

竹中

前田

渡辺(光)

中村

竹本

荻島

吉野

総計11名

                            参加者 順不同

活動目的 :間伐・自然観察

 

活動スケジュール

08:15 東青梅駅南口に集合 

 09:20 準備体操、入山 

       間伐班8名、自然観察班(竹中・星野・吉野大滝から)

 10:00 安全祈願(スミレエリアにて山の神・樹の神に活動の安全をお願いしました)

 10:10 間伐・道補修・ベンチ作り開始

 12:00 昼食(自然観察班と合流)

 12:30 下山開始

 13:10 柚子園にてワラビ採収

 14:20 道具整備解散、 

 車提供:荻島・星野

                          

間伐作業

道作り作業

自然観察

木工作業

交流活動

2本

1箇所

イラクサの道からスミレ道

ベンチ1脚

 

 

 

 

活動内容

1 第1回の定例活動が雨天で中止となりましたので、今日が本年度最初の定例活動です。幸い天候に恵まれ、木々の芽吹きを見ながらの入山、活動でした。

2 自然観察班がイラクサの道からスミレ道を一巡され、看板ところで多くのツルリンドウ見つけモニタリング地点としてテープで囲いました。

3 ベンチの作製

  杉の間伐材を利用して長さ1mのベンチを作りました(座り心地は○です)が、作製時間、筋交い18本使用等の問題点も見つかりました。次回はもう少し簡易に作製できるベンチにします。

4 ワラビ採取

多くの方の希望がありましたので間伐等は午前中で終了し、柚子園にてワラビ採取としました。

沢山採れましたが、細いのがほとんどでした。(秋に施肥を計画してみてはいかがでしょうか)

植生観察報告 2015.4.18 (報告者: 竹中)

418日の定例活動で星野さん、吉野さん、私の3人で、間伐、ベンチ作り班とは別行動で

活動エリア内の植生観察とツルリンドウのモニタリングなどをしてきたときの写真です。

 

01ニリンソウ

里仁会館付近の道路沿いの斜面、アズマイチゲに代わって咲きはじめました。

02ミヤマキケマン、03ムラサキケマン、04シロヤブケマン、05ヤマエンゴサク、

06ジロボウエンゴサク

 同じ里仁会館付近の道路沿いの斜面、キケマン属の揃いぶみ。

07?ネコノメソウ

 里仁会館前の支沢出会いに群生、ヨゴレネコノメソウにも見えるが、ムカゴができる前の

ヤマネコノメソウかも。

08ハナネコノメソウ、09ハシリドコロ、10モミジガサ若葉

 イラクサの道の沢沿い〜サエズリの谷

11枯れススキが繁茂したスミレ道

 荒れ放題の状態でセンブリの自生は確認できなかった。

12ミツバツチグリ

 枯れススキが繁茂したスミレ道にポツンポツンと。

13ツルリンドウのモニタリング

植生エリアを篠竹とビニール紐で囲う。

14ウバユリ若葉

 アジサイの道から下りてきた涸沢(大滝口、作業道入口)出合い付近。

15タチツボスミレ、16ナガバノスミレサイシン、17エイザンスミレ、18マルバスミレ

 涸沢〜大滝間の常磐林道沿いの草地

 ※タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシンはサエズリの谷〜スミレ道間にも多数見かける。

19イワタバコ若葉

 涸沢〜大滝間の常磐林道沿いの岩崖、数年前からの乾燥化で岩肌がもろくなり、上部は極端に

少なく、下の方に流れ落ちたせいか低所(足元付近)に多く見られる。

 ※イワタバコは大滝や、イラクサの道など数か所にも自生しており、各所とも若葉が出はじめ

ているが、自生数は近年減少気味か。

20レンプクソウ

 涸沢〜大滝間の駐車スペースの前の川沿いの草地

 数年前に自生確認後、株数がかなり増えている。

 

 

尚、植生調査やモニタリングの実施状況などは、今後その都度記録として残したいと思っています。   

   (竹中)